求人サイトに「ノルマなし」と書いてある店でも、遅刻・当日欠勤・無断欠勤に対するペナルティは存在することがほとんどです。「ノルマ」という言葉を使っていないだけで、実質的な罰則体系がある。
入店前にこれを把握しておかないと、思わぬ引かれが発生して手取りが大幅に減ることになります。
ペナルティの種類と相場
① 遅刻ペナルティ
一般的な相場
30分で500〜2,000円
厳しい店
15分で日給の5%
ソフトな店
1時間前の連絡なら無罰
遅刻ペナルティは店によって基準が大きく異なります。「15分遅刻で日給の5%」は時給8,000円・5時間勤務なら2,000円の引かれになります。
② 当日欠勤(当欠)ペナルティ
一般的な相場
時給×3〜5時間分
イベント日
平日の2倍(15,000〜30,000円)
厳しい店
給料日が遅れる(3日など)
当欠は最も発生しやすいペナルティです。体調不良・急用など理由を問わず発生する店がほとんど。イベント日の当欠は特に高額になるため注意が必要です。
③ 無断欠勤(無欠)ペナルティ
一般的な相場
時給×10時間分
厳しい店
50,000円以上
イベント日
さらに倍になるケースも
無断欠勤は当欠より大幅に高いペナルティが設定されています。「連絡さえすれば当欠扱いになる」ため、体調が悪くても必ず連絡することが重要です。
④ 指名ノルマ未達ペナルティ
「指名ノルマなし」という店でも、「1ヶ月指名0本の場合は全バックなし」という条件がついていることがあります。これはノルマという言葉を使っていませんが、実質的な指名ノルマです。
また「月◯本以下は時給カット」という形で間接的にノルマが設定されているケースも多いです。
「ノルマなし」の店でも確認すべきこと
✓指名0本の場合にバックはどうなるか
✓イベント出勤の義務とペナルティ
✓売上スライド制の場合、時給が下がる条件
✓保証期間終了後に出勤条件が変わるか
✓当欠・無欠のペナルティ額と適用条件
ペナルティが重すぎる店の見分け方
ペナルティ体系が公開されている店は比較的クリーンです。「詳細は入ってから説明する」「細かいことは気にしなくていい」と曖昧にする店は要注意です。
また、以下は業界的に「重すぎる」水準の目安です:
- 当欠ペナルティが時給×10時間以上
- 遅刻ペナルティが10分単位で発生する
- イベント未出勤が5万円以上
- 退店時に「違約金」を請求してくる
これらに該当する場合はスカウトに相談してください。交渉の余地がある場合もあります。
まとめ
- ・「ノルマなし」でも遅刻・当欠・無欠のペナルティは存在する
- ・当欠は時給×3〜5時間、無欠は時給×10時間が相場
- ・指名バックの消滅条件・イベント義務も必ず確認する
- ・曖昧にする店・条件を書面で出さない店には入らない